相馬牧場では、相馬家34代目の殿様が自ら牛を育て搾った牛乳で商品を製造しています。
相馬家は平将門を祖先とし、相双地域(現福島県浜通り)を治めていた殿様です。
東日本大震災をきっかけに、「安心・安全な食」や「人・動物・環境のすべてにやさしい牧場づくり」を目指し奮闘しています。
相馬牧場は広島県神石高原町で、40頭の牛たちと共に営む小さな牧場です。「環境・動物・人間すべてにとってやさしい牧場づくり」をモットーに日々励んでいます。
福島県相馬双葉地方をフィールドに、伝統文化の振興、教育、エネルギーの分野に新しいムーブメントを起こすため、地域創生プロジェクトに取り組んでいます。「被災地」と呼ばれて久しい故郷は、世界の持続可能性をめぐる課題を解決するリソースとアイディアに溢れています。相馬野馬追を代表とする地域の馬事文化を継承しつつ、人々と馬の新たな共生を築き次世代に託すため、ノーマの谷を開設。そして、地域課題の解決を通じ、世界が抱える課題に寄与するモデルを提供してゆきます。
相馬牧場を運営しているのは、現福島県浜通りを治めていた相馬藩の末裔にあたる“殿様”です。一千有余年の歴史を誇る相馬藩の歴史をご覧ください。
私たちは、相馬牧場の他にふるさとである相双地域でも活動しています。
相馬野馬追の起源は、伝えによれば今をさかのぼること一千有余年の昔。相馬氏の遠祖とされる平将門が下総国小金ヶ原(現在の千葉県流山市付近)に野生の馬を放して、野馬を敵兵に見立て追う軍事練習として、さらに毎年捕らえた野馬を、神前に神馬として奉納した(神事)として始まったと言われています。以来、場所が旧相馬藩領に移ってからも、地域の安寧を祈るために毎年行われています。現在の相馬野馬追は昨年より5月の最終週末に開催されています。